宝塚歌劇を生で観に行ける!考えただけで心躍ります。
ですが観劇開始から終演までは約3時間30分の長丁場。
万全の状態で観劇タイムを楽しむためには、事前準備も必要です。
この記事は、宝塚歌劇や舞台の観劇初心者のかたに向けて、観劇の1日を最高に楽しむためにやると良いことを3つご紹介します。
Contents
東京宝塚・観劇疲れ対策にやるべきこと3選
①準備は前日に済ませて早く寝る
②長丁場を快適に過ごす服装を選ぶ
③軽めの食事をあらかじめ食べておく
観劇は、全神経を集中して観るので、けっこう精神力を消耗します。
舞台の華やかさ、衣装のきらびやかさ、タカラジェンヌさんの美しさやかっこよさにやられてしまって頭痛がしたりすることも…。
万全の状態で最高の観劇タイムにしたいものですよね。
具合が悪くなってしまって最高に楽しめない!なんてことにならないためのコツをご紹介します。
その1:宝塚観劇の準備は前日に済ませ、とにかく早く寝る
まず、準備は前日に済ませて早く寝ましょう。
人によって適切な睡眠時間は異なりますが、7~8時間睡眠を推奨します。
寝不足状態で行ったものなら、公演中に眠くなってしまったりして「大事なシーンを見逃した!」なんて悲惨なことになりかねません。
公演開始時刻は日によって異なりますが、早い時間帯だと朝11時00分から開始です。
劇場の開場時刻はおよそ開演1時間前ですが、お手洗いに行ったり、パンフレットやグッズを買ったりと案外あっという間に時間は過ぎてしまうもの。
東京は交通機関が遅れることもあります。
万が一の事態を考慮し、遅くとも開演20分前には到着できるよう、余裕を持って劇場へ向かいましょう。
利用する路線や駅の出口は事前にチェックしておこう
東京宝塚劇場の最寄り駅である日比谷駅や有楽町駅、銀座駅からは、いずれも約5分ほどで劇場に到着します。
また、同じ駅でも路線によって最寄りの出口は変わります。
例えば、日比谷駅でも出口によっては劇場からかなり遠くなってしまいます。
地図アプリや公式サイトで、事前にどの出口から出れば良いのか調べておきましょう。
ちなみに、
・東京メトロ丸の内線銀座駅からだと、C1出口
・東京メトロ日比谷線日比谷駅からだと、A5出口
※A4出口が最寄りですが、2023年3月まで工事中のため閉鎖されています。
・東京メトロ千代田線日比谷駅からだと、A11、A13出口
・JR有楽町駅からだと、日比谷口
・都営地下鉄三田線からだと、千代田線連絡口を経由して、A11、A13出口
が便利です!
荷物はコンパクトに!(軽いバッグ、オペラグラス、A4クリアファイル、チケット、お金)
また、荷物はコンパクトにまとめましょう。
必須アイテムは以下の通り
・軽めのバッグで行きましょう
・オペラグラス
・ハンカチ(お手洗い後に手をふく。感激して涙が流れることも…。)
・替えのマスク(感激して泣きすぎると鼻水が垂れてマスクの中が洪水になるときに備えます)
・A4クリアファイル(ちらしを折らずに持ち帰るためのアイテム)
・チケット
・お金(グッズやパンフレットを買うためです)
劇場の座席は狭いので、大きな荷物はコインロッカーに預ける必要があります。
東京宝塚劇場のコインロッカーは、1階正面入り口を入った右手奥。お手洗いに向かう最中の道にコインロッカースペースがあります。
開演直前にはコインロッカーは埋まってしまっている場合があるので、預けたい荷物がある場合は早めにロッカーを確保することをおすすめします。
劇場内に持ち込む場合は、荷物はひざの上もしくは足元に置くことになります。
サイズは大きくてもA4が入るハンドバッグ程度が推奨です。
劇場内は、開演後は暗くなりますし、座席前スペースはそれほど広くありません。
余計なものをたくさん持参してしまうと「落とした!」なんてことになったら、拾うことは困難です。
集中できないなんて事態はもったいなすぎますし、周囲の皆さんの迷惑にもなりかねません。
余計なものは持って行かない!こちらも重要です。
その2:宝塚の公演時間は約3時間!長丁場を快適に過ごす服装も重要
体をしめつける服装は避ける(スキニーなど)
観劇時は、太ももやそけい部のしめつけが少ない洋服を選ぶことをおすすめします。
約3時間以上同じ体勢で座っている必要がありますから、スキニーなど生地が厚く締め付けがつよい服装は非推奨です。
パンツスタイルであれば幅に余裕があったり、伸縮性のある生地のものを。
スカートであればふんわりとしているものが良いです。
足の体勢を変えやすく、動かせるので、しびれたり、痛くなりづらいので快適に観劇を楽しめます。
また、ストッキングは強い着圧式ではなく締め付けがないタイプをおすすめします。
履き方をミスすると、着圧の部分がそけい部を圧迫してしまうなんてことにもなりかねません。
足がしびれてきて観劇に集中できない!なんてことがないようにしたいものですね。
万が一はいてきた場合は、公演開始前にお手洗いでよ~くストッキングを伸ばし、入念に太もものあたりの生地が引っ張られすぎないように引き上げておきましょう。
機動力を重視した歩きやすい靴
ヒールは低めで、はきなれた靴をはいていくことをおすすめします。
1回の公演で劇場内には約2,500人の人が見に来ており、幕間休憩となれば観客が一斉に移動します。
急に立ち上がって歩くと足がもつれかねません。
また、終演後も混雑緩和のため、階段で劇場建物の4階から1階まで移動することもあります。
ずっと同じ体勢で座っている時間が長くなりますから、靴も、ボトムス同様に締め付けが少ないものをオススメします。
宝塚歌劇の観劇となれば皆さんおしゃれして来るのでは?と思うかもしれませんが、大丈夫、人それぞれです。
皆様思い思いの格好をして観劇に来ています。
ちなみに私はスニーカーをはいて観劇にいくことが多いです。
とはいえおしゃれな格好をしていきたいですから、ロングスカートなどにもあわせやすいキレイ目なスニーカーが1足あると役に立ちます。
劇場の冷暖房対策のために上着やストールを持参
劇場は、毎回行くたびに感じる温度が異なります。
時には暑かったり、時には肌寒く感じたり…。
座席の座る位置によっても感じ方が変わるような気がしています。
つまり、とにかく行ってみないことにはその日の劇場内の温度は分かりません。
寒い、暑い、そんな時に備えて、体温調節がしやすい上着やストールなどを持参しましょう。
ストールなら丸めてバッグに忍ばせておけば安心です。
また、暑かった時に備えて、カーディガンなど脱ぎ着をすることによって調整が可能な服装で行かれることも大事なポイントです。
幕間などの休憩時間には立って歩くとリフレッシュできる
リフレッシュするためのちょっとしたコツをお伝えします。
劇場内は換気がじゅうぶんにされてはいますが、ついつい手に汗握って観劇してしまうもの。
つい熱くなってしまったときや、たくさん泣いてしまったときは、幕間に外に出て新鮮な空気を吸いましょう。
チケット半券を持っていれば、休憩時間中には建物の外に出ることも可能です。
外で新鮮な空気を吸うことができます。
観劇はとにかく集中してなんぼです。
物語や演出、タカラジェンヌさんたちの笑顔を最高の状態で受け取るためにも、休憩時間中は積極的にリフレッシュに向かわれることをお勧めいたします。
その3:宝塚観劇前には軽めの食事をしておこう
観劇前には、何か軽くお腹に入れておきましょう。
以下の記事でも紹介したとおり、空腹すぎる状態ではお腹が鳴ってしまって観劇に集中できなかったりします。
逆に、食べすぎたらお手洗いに行きたくなったり、眠くなったりしてしまうのです。
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観劇前に温かい飲み物や消化の良いものをとるのもGOOD
お手洗いに行きたくなってしまうからと逆に水分をとらないのもNGです。
のどが乾いたら、迷わず水分を採りましょう。
飲み物を飲むならば、あたたかいお茶や白湯も良いです。
温かい飲み物は、胃の空腹感も緩和してくれます。
コーヒー系はお手洗いに行きたくなりがちですので、飲む量には注意しましょう。
フタが無いドリンク類は、うっかり倒して中身がこぼれてしまう可能性があるので、ペットボトルや水筒など、口がしっかり閉まる容器を持参しましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
宝塚歌劇の公演は、幕間を含めると3時間30分という長いもの。
前日からしっかり体調を整えて、万全のコンディションでステキな観劇時間をすごしてくださいね!
あなたの観劇タイムが最高のものとなりますように!